香川県坂出市の祖母孫3名殺害事件とメディア魔女狩り

2007/11/29-01:20 「生きててほしかった」=にじむ悔しさ、無念の会見−姉妹の父山下さん・香川

 「ばあちゃんと子どもたち、やっぱりだめでした」。香川県坂出市の祖母孫不明事件で、3人の遺体発見を受け、姉妹の父山下清さん(43)が28日夜、同市内で記者会見、「生きててほしかった。生きておれの手元に戻ってほしかった」と悔しさをにじませた。
 3人の遺体発見について、山下さんは「警察に行って、それでも信じれんかった。今でも信じれん」。無言の対面となった長女茜ちゃん(5つ)と二女彩菜ちゃん(3つ)に対しては「やっと帰ってきたんやのう。やっとおれらの手に帰ってきたんやのう」と声を掛けたという。
 3人の遺体を確認した山下さんは、やや疲れた表情。川崎政則容疑者(61)の動機とされる、三浦啓子さん(58)との金銭トラブルについては、これまでに聞いたことがなかったといい、三浦さんが借金をしていたとの報道については「事実無根です。それが事実やったら、絶対におれらに言ってくれている」と強く否定する一方で「それがホンマやったら返さなあかん」と話した。

 この事件の容疑者が逮捕された。しかも、身内である。とても悲惨な結果で、被害者姉妹の父山下さんの心中を察する事は困難である。

 同事件に関して、マスコミ関係者は、この被害者の父親を犯人扱いするような話をしていた、さも、警察が容疑者にしているような話である。勿論、報道はされたという事実は無いが、報道されていなければいいのか。

 マスコミは、松本サリン事件等の報道暴力から何を学んだのか。父親犯人説を展開したマスコミ関係者は謝罪し、精神的な償いもするべきである。

 日本のイジメ社会の一面である。

参照:朝青龍、亀田、安倍晋三問題と中世欧州の魔女

 マスコミの魔女狩り報道に愛想を尽かしている知識層は多い。特に、外国メディアの外国人記者は冷淡にみている。何故かと言えば、彼等は、日本人の島国根性による排外主義、差別主義を感じた経験がある、そして、外国人へのイジメと感じるからだ。そして、自らの報道が、日本社会に毒され、イジメ社会の一翼を担っている事に苦悩する外国人記者も居る。あるフリーランスの記者曰く、「日本では、『平等』『差別』『イジメ根絶』を訴求する勢力ほど、『平等』『差別』『イジメ』を助長している」。恐らく、正しいのであろう。近代主義の虚構である。

 魔女狩りは、中世の話ではなく、今の日本社会の話だ。それを行っているのは、マスコミ、大衆、あらゆる階層である。それが子供の社会に反映されているだけだ。

 マスコミの精神は、松本サリン事件他と変わっていない。近代主義(社会主義)の常識を打破する意識改革が必要である。



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